メタボリックシンドロームは、病院での検査によって診断がくだされるますが、病院へ行く時間がない人のために、メタボリックシンドロームセルフチェックがあります。
メタボリックシンドロームセルフチェックによってわかることは以下のとおりです。
【総蛋白(TP)】蛋白代謝
この検査が高くなる場合には、骨髄腫や脱水症状などが考えられます。低くなる場合は、食物から栄養が十分取れていない時、肝臓の病気、糖尿病、腎臓の病気などが考えられます。
【アルブミン(Alb)】蛋白代謝
低くなる場合は、栄養不足、消化・吸収の能力の低下、消耗性疾患、肝硬変、ネフローゼなどがあります。アルブミンが少なくなると、栄養が行きわたりにくくなり、疲れやすくなったり、だるくなりやすかったりします。
【AST(GOT)】肝機能
肝炎や心筋梗塞、赤血球が壊れたとき、激しい運動後などで高くなることが知られています。GOTが単独で高い場合は、肝機能より、心臓、筋肉、血液系に問題がある可能性があります。
【ALT(GPT)】肝機能
GPTは主に肝臓に存在する酵素で、肝細胞が壊れると血液中に出て高い値になります。GOTの値と比較して肝臓病・血液疾患・筋疾患などの鑑別が可能となります。
【γ-GPT】肝機能
一般的にγ-GTPはアルコール習慣の指標とされ、禁酒すると2週間後に前回値の1/2程度に改善すると言われています。また、一部の薬剤の服用によっても上昇します。
【総コレステロール(TC)】脂質代謝
この値が高くなると動脈硬化が引き起こされる可能性が高くなります。
【中性脂肪(TG)】脂質代謝
内臓に沈着すると臓器障害の原因になります。また、血液中の中性脂肪が増加した状態が続くと、動脈硬化の危険性が高まります。
【HDLコレステロール(HDL-C)】脂質代謝
血液中のコレステロールが増えるのを防ぎ、動脈硬化を予防すると言われており、「善玉コレステロール」と呼ばれています。値が低下している場合は、過食・運動不足・肥満などに影響され動脈硬化の原因となります。
【LDL-コレステロール(LDL-C)】脂質代謝
細胞に必要以上にコレステロールが増えてしまうと、血管を硬化させ動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす危険性が高まります。そのためLDLは「悪玉コレステロール」と呼ばれています。
【血糖(Glu)】糖代謝
極端に血糖値が低い場合はインスリンの過分泌状態も疑われます。 糖尿病でなくても、妊娠、ホルモン分泌異常などで高くなることがあります。
【尿素窒素(BUN)】腎機能
尿素窒素の検査から腎臓の働きや蛋白代謝の状態を把握することができます。値が高い場合は腎機能障害や脱水などが考えられます。
【クレアチニン(Cre)】腎機能
クレアチニンの排泄量は、筋肉の発育(年齢、体重)と運動量に関係するといわれています。値が高いと腎臓機能の低下・筋肉の病気・脱水などが考えられます。
【尿酸(UA)】尿酸
尿酸はプリン体という物質が分解してできた老廃物で、血液中の濃度が高くなると、 溶けきれなくなった尿酸が結晶化します。 尿酸の結晶が痛風の原因になります。プリン体を多く含む食事やアルコールの飲みすぎなどに注意が必要です。
【ヘモグロビンA1c(HbA1c)】糖代謝
血糖値は、食事の影響を受けやすいですが、HbA1cは採血直前の食事などの影響を受けず、約1〜2ヶ月前の血糖値の状態を知ることができます。そのため、糖尿病の検査には欠かせない検査項目の一つです。
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